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高尿酸血症・痛風について

高尿酸血症と痛風は生活習慣病のひとつで、高尿酸血症が続くと、その症状として痛風があらわれます。高尿酸血症とは、血液中の尿酸値が7.0㎎/dlを超える状態です。

現在、高尿酸血症は成人男性の20~30パーセント、女性にも数パーセントで認められています。高尿酸血症の患者さんは1000万人を超えるとされますが、痛風患者さんは90万人程度と大きな乖離があり、症状のない無症候性高尿酸血症の方が多いのが特徴です。

痛風とは、体内の尿酸が過剰に産生され、足の関節などに尿酸の結晶が沈着して、関節に激しい炎症が起きる病気のことです。多くは、親指の付け根や足首の関節に激しい痛み・赤く腫れるなどの症状が現れます。このほか、腎臓に付着して腎機能の低下を引き起こすこともあります。

治療は、食事療法(プリン体の多い食品・高カロリー食を避ける、果糖の多い飲料・食品をとらない等)、飲酒制限(ビールだけでなくアルコール摂取過多は尿酸値を高めます)、肥満の解消など、生活習慣の改善を行います。薬物療法として、尿酸値を下げる薬や、痛風発作に対して炎症を抑える薬を用います。

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