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慢性腎臓病(CKD)

慢性腎臓病(CKD)とは、腎臓の障害(たんぱく尿や腎の形態異常)もしくは腎機能低下(糸球体濾過量(GFR) 60ml/min/1.73㎡未満)が3か月以上持続している状態と定義されています。

 

現在、日本には1330万人の慢性腎臓患者がいると推定されていますが、これは成人の約8人に1人の割合で、80歳台では2人に1人と高齢になるに従って高くなります。初期は症状が出現することはほとんどなく、蛋白尿と腎機能低下により診断されます。無症状のうちに腎機能が低下し、透析や腎移植が必要となることも少なくないので注意が必要です。

また、慢性腎臓病は糖尿病、高血圧、喫煙、高尿酸血症など生活習慣病と関連しており、心筋梗塞などの心血管病(CVD)の合併頻度が高いことも分かっています。早期に発見し、生活習慣の是正や薬物治療を行うことが重要です。

健診で蛋白尿やGFRの低下を言われた場合には、早めに専門医のいる医療機関へ受診しましょう。

※ ご自身のGFRを計算したい方はこちら⇒ 腎機能測定

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