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浮腫(むくみ)

浮腫(むくみ)とは、水分が体から十分に排泄されず余分にたまっている状態です。尿から多量の蛋白が漏れるために血液中のアルブミンが低下するネフローゼ症候群や、腎臓の働きが低下する慢性腎不全のときにむくみの症状が現れることが多いです。
腎臓が原因となる浮腫は通常、左右両側に認め、むくんでいる部分を指で10秒以上強く押えると、へこみが残ります。最初は足首のくるぶし付近にみられます。体重が5kg以上増えると全身が浮腫みはじめ、肺の中に水がたまることがあるため、緊急の対応が必要となることもあります。また、浮腫みは腎臓の病気以外の原因、例えば心臓や甲状腺の働きが低下、足の血流障害、リンパの流れが悪いときにもみられます。そのため、原因をつきとめ早めに適切な対応をすることが大切です。

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