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スタッフブログ第13回:透析をしていてもアイスを食べて大丈夫?

[2022.07.11]

こんにちは、管理栄養士の椎名です。

 

関東地方は例年よりも早く梅雨明けしました。

 

暑い日が続くと、冷たいものが食べたくなります・・・

 

アイスやかき氷、きんきんに冷えたジュースが美味しい季節!

 

今回は、冷た~い食べ物の中でもアイスに着目してみたいと思います。

 

透析をしていてもアイスを食べてよいのか?!一緒にみていきましょう♪

 

 

<アイスにはどんなものが入っているの?>

 

アイスクリームの主な原料は、牛乳と乳製品(クリーム、バター、全乳粉など)、砂糖です。

 

クリーミーでミルキーなおいしさは、乳製品からできているんですね。

 

牛乳や乳製品には、リン・カリウム・水分が多く含まています。

 

つまり・・・アイスクリームにもリン・カリウム・水分が多く含まれているんです。

<アイスの種類>

 

アイスは、乳固形分と乳脂肪分の割合によって、アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイス・氷菓の4つに分けられます。

 

商品パッケージの商品表示の「種類別」欄を見てみると書いてあるので、確認してみましょう。

 

<アイスの栄養成分を比べてみよう>

 

アイス100gあたりの栄養成分を比較してみましょう。

 

 

アイスクリーム

アイスミルク

ラクトアイス

氷菓

エネルギー(kcal)

180

167

217

128

たんぱく質(g)

3.5

3.0

2.7

0.0

リン(mg)

120

100

93

22

カリウム(mg)

190

140

150

95

水分(g)

64

66

61

69

 

アイスクリーム、アイスミルクはリンとカリウムが多いですね。

 

ラクトアイスはエネルギーとカリウムが多いです。

 

 

<アイスの容量はどのくらい?>

 

カップアイス

モナカ

飲むアイス

棒アイス

チューペット

 

 

110㎖

150㎖

140㎖

110㎖

60㎖

 

<透析患者さんにおすすめのアイス>

 

もしアイスが食べたい!となった時におすすめなのが、チューペットです。

 

エネルギー、リン、カリウムが少なく、他のアイスより容量も少ないためです。

 

ただし、食べ過ぎると水分を摂りすぎてしまうので、量には気を付けましょうね。

 

 

上手に選んで、暑い夏を乗り切りましょう(^^♪                  

 

管理栄養士 椎名

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